2017.05.08

平和構築セミナー「フィリピン・ミンダナオ和平と日本の貢献」

フィリピン南部ミンダナオ島で1970年代から続いたイスラム武装勢力と政府軍の衝突が終息し、自治政府樹立を目指す和平プロセスが現在進んでいます。

 

そこで、この度、紛争影響地域における平和構築を通じた日本のこれまでの貢献と日本企業による経済開発の可能性についてのセミナーを行います。

 

現在、長期にわたり現地取材を行っている弊社の編集委員、現地業務に携わる民間企業の方、フィリピン研究者、JICA平和構築担当職員・専門家など、様々な視点からミンダナオ島と日本の関わりについてディスカッションが行われます。

【セミナー詳細】

日時:6月7日(水)18:00~20:00(開場17:30)

会場:上智大学四谷キャンパス2号館17階 国際会議場

お申し込みは下記URLか画像のQRコードよりお願いいたします。

http://eipo.jp/sophia/seminars/

お問い合わせ:上智大学国際協力人材育成センター

tel:03-3238-4687

mail:hrc-ic@cl.sophia.ac.jp

 

2017.03.09

【Mindanao便り】コラム コタバトの味

東南アジアのスパイシーなエスニック料理は日本でも人気がありますが、
残念ながらフィリピン料理の評判は余り良くありません。
しかし、イスラム教徒が多数居住するミンダナオ島南西部のバンサモロ地域に通っていると、
シーフード料理など日本人の味覚に合う料理が少なくないことに気付きます。

 

 

バンサモロの中心都市コタバトには、作り置きの料理を並べたローカル食堂があちこちにあります。
イスラム教でタブーとされる豚肉料理はなく、サンミゲル・ビールも置いていませんが、
鶏のローストや牛肉の煮込み、マグロのカマ焼き、
イカの墨煮、魚スープ、数種類の野菜料理などメニューは豊富です。
アサリ時雨煮のような貝のココナツ煮、トコロテンの原料テングサの酢の物などは、
そのまま和食に通じる味わいがあります。

何と言ってもお勧めは「キニラウ」でしょうか。

生のマグロの切り身と香味野菜を酢で和えたマリネのような一皿で、要するに鮮魚の酢じめです。
中南米の「セビチェ」にも似ていますが、このキニラウはミンダナオ発祥と言われています。

 

コタバトの市場では、目の前のモロ湾で水揚げされた新鮮な魚介類、
淡水のナマズやティラピアなどを売っていますが、
ある時、妙なものを発見しました。

「魚の麹漬」あるいは「馴れずし」です。

 

カツオと思しき切り身に米飯をまぶし、塩と甘味を加えて漬け込んだ発酵食品で、
琵琶湖名産の鮒寿司のようにも、西京漬や粕漬のようにも見えます。
試しに買って帰り、レストランで焼いてもらったのですが、
塩気が強くて硬く、まあ“珍味”というか、期待したほどの味ではありませんでした。
中国南部や東南アジアでは、伝統的な魚肉の保存法として馴れずしが知られており、
それがバンサモロ地域にも残っているのでしょう。
何度か試せば、おいしいものに当たるかも知れません。

 

ところで、コタバトの食堂には「豚肉料理はない」と書きましたが、
街中でギョッとする光景を見かけました。

何とフィリピン名物「レチョン」(子豚の丸焼き)を売っているではありませんか……。

 

コタバトはイスラム文化が色濃く浸透した町ですが、
フィリピン全体で圧倒的多数派のカトリック教徒や中国系住民も住んでいるので、
原理主義的な息苦しさはありません。

とはいえ、子豚が丸ごと切り刻まれている店の前を、
イスラムのスカーフを被った女の子たちが通り過ぎて行くのを見ると、
寛容というか緩いというか、何だか不思議な気分になります。

 


*「Mindanao便り」は月刊『国際開発ジャーナル』にて連載中です

2016.10.25

【大学イベント情報】亜細亜大学国際交流センターより

 

アジア学長フォーラム

2016年10月31日(月)から11月2日(水)に
創立75周年を記念して、「アジア学長フォーラム2016」を開催します。
このフォーラムは、アジア諸国の大学間による情報及び専門的知識の交換と
国際的な学術交流の促進に関する議論を深める目的で開催されます。
今年度の開催が、第15回となります。

詳細は大学HPをご覧ください。

2015.08.25

世界を照らす僕たちの手作り太陽電池パネル 高校生が挑んだ国際協力の記録

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創立60周年記念事業として全校生徒で取り組んだ太陽電池パネルづくりがきっかけで「光プロジェクト」がスタート。目標は大気汚染が深刻化するモンゴルの高校に太陽光発電システムを設置し、その技術を現地の高校生に伝えること。その活動は「サステナタウン・プロジェ編/山形県東根工業高等学校 ものづくり委員会

2013.03.03

【一般財団法人国際開発センター主催】「北朝鮮と北東アジアの経済社会開発に関する研究・国際交流事業(第2 年次)」(特別企画シンポジウム)開催![2013.3.4]

【一般財団法人国際開発センター主催】「北朝鮮と北東アジアの経済社会開発に関する研究・国際交流事業(第2 年次)」(特別企画シンポジウム)開催![2013.3.4]

2011年末の金正日総書記の急死後、金正恩体制へと移行が進む中で、2012年以降、北朝鮮がどのような方針を設定し、対外関係構築、経済の立て直しに取り組むのかに注目が集まりました。新体制の下で大きな方針転換が進むことも期待されましたが、ミサイル発射実験や核実験が実施される等、これまでの対外基本政策は維持されているように思われ、北朝鮮を取り巻く国際環境は今後もさらに緊張が深まることが懸念されています。一方、2012-13年には、日本のみならず、中国、米国、韓国、ロシアなど、北朝鮮と深い関係のある国において、新政権の発足が相次ぎました。こうした環境の変化は、各国ならびに日朝関係、北東アジア全体にも大きな影響を与える可能性があると考えられています。

 こうした状況下において、日本は将来的に北朝鮮の経済社会開発や同国を取り巻く国際的な環境整備に関与していくことが予想されます。その手段として重要な位置づけを持つと考えられる我が国の協力の可能性を検証することは、重要な意味を持つと考えられます。
 当センターは、北朝鮮の経済社会開発に関する見識を深め、将来の対北朝鮮協力の展望を検討することを目的に、2011-2013年度までの予定で「北朝鮮と北東アジアの経済社会開発に関する国際交流・研究事業」を実施しております。来たる3月22日に、昨年に引き続き、国際シンポジウムを実施する運びとなりました。

 本シンポジウムでは、北朝鮮に関する第一線の研究者にお集まりいただき、昨年以降の環境変化を踏まえて、北東アジアを取り巻く環境、北朝鮮の経済開発戦略、周辺国との関係等につき、発表と議論を行います。
 以下の開催要項をご覧いただき、多くの方にご参加いただけましたら幸いです。

■開催日時:2013年3月22日(金)14:00〜17:15
■開催場所:アクセス渋谷フォーラム(スペースB)
東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー24階
http://www.access-t.co.jp/ac_forum/shibuya.html(渋谷駅より徒歩3~5分。路線により時間は異なります。)
■プログラム:
13:40 開場
14:00 開会挨拶(国際開発センター理事長 竹内正興)(5分)
14:05 基調講演「北朝鮮および周辺諸国における新政権移行後の北東アジア・朝鮮半島(仮)」
   (早稲田大学政治経済学術院教授 深川由起子)(20分)
14:25 報告1「事業の概要とこれまでの検討状況・結果」
   (国際開発センター 主任研究員 西野俊浩)(20分)
    報告2「北朝鮮の経済開発の可能性」
   (帝京大学講師 李燦雨)(35分)
    報告3「新体制下における中国から見た北朝鮮の開発戦略と中国の関与(仮)」
   (北京大学教授 金景一)(50分)
 16:10 休憩(15分)
 16:25 コメント(朝鮮大学校准教授 朴在勲)(25分)
 16:50 質疑応答(25分)
 17:15 閉会

■言語:日本語、中国語(逐次通訳)
■定員・対象:60名。研究者・実務者・産業界・一般。
 (定員になり次第、受付終了とさせて頂きます)
■参加費:1,000円(当日ご持参ください)
■申込方法:
 件名を「北朝鮮シンポジウム申込み」とし、(1)お名前、(2)ご所属団体及び役職、(3)emailアドレスを明記の上、3月15日(金)までに下記事務局までE-mailにてお申込みください。
 事務局からの返信メールをもって受付完了となります。
■申込先:(一財)国際開発センター(担当:薮田みちる/西野俊浩) 
Tel:03-6718-5931
 E-mail:seminar@idcj.or.jp

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