アジアと日本の新しい関係構築に向けて-世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業平成23年度事業報告会-を開催![2011.7.1]

アジアと日本の新しい関係構築に向けて-世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業平成23年度事業報告会-

 新興国家群の台頭の下、世界はグローバル化がますます進行しつつあります。大震災から立ち直りつつある日本も、ビジネスにおける生産・販売・資源調達や国際協力・支援等広い範囲において、諸外国との連携を更に深めていくことが予想されます。
これらの分野での連携に当たっては、国の外交のみでなく、その国の社会の仕組みや人々の考え方・心情をも十分理解した上で計画し行動していくことが必要です。特に今後ますます繋がりが深くなっていくアジア・中東の国々においては、最近の情勢の分析や社会の内部にまで入った調査が必要と考えて、「ニーズ対応型地域研究」として、過去5年にわたって委託研究を実施してきました。
これらの研究成果を、学界のみでなく、広くビジネスや国際協力・支援を実行していく方々に共有していただき、役立てていただくことを期待して事業報告会を行いますので、ぜひ御参加ください。
◆開催日◆平成23年8月30日(火) 13:00-18:10(開場 12:00)
◆会場◆ 時事通信ホール(東京都中央区銀座5-15-8)
◆アクセス
・東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅(6 番出口) 徒歩1 分
・都営大江戸線 築地市場駅 徒歩4 分
・東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線 銀座駅 徒歩7 分
・JR 有楽町駅 徒歩12 分
◆定員◆ 300名(先着順) 参加費無料
◆主催◆ 文部科学省/独立行政法人日本学術振興会
◆後援◆ 独立行政法人国際協力機構/独立行政法人日本貿易振興機構/社団法人日本貿易会/朝日新聞社

◎プログラム 総合司会:秋尾沙戸子(ジャーナリスト)※使用言語:日本語

開会挨拶:事業委員会委員長 池上久雄(元東京大学理事・東京学芸大学客員教授)
主催者挨拶:文部科学省
◆激動する中東と地域研究(13:10-14:00)
発表者:加藤 博(一橋大学経済学研究科教授)
武藤幸治(立命館アジア太平洋大学国際経営学部教授)
フロア討論進行役:清水 学(帝京大学経済学部教授)
山田俊一(JETRO アジア経済研究所開発研究センター非常勤嘱託職員)

休憩(13:10-14:00)

◆東南アジアのイスラームを知る(14:10-15:00)
発表者:床呂郁哉(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授)
フロア討論進行役:荒木光彌(株式会社国際開発ジャーナル社代表取締役・主幹)
立本成文(大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所長)

◆中東とアジアをつなぐ新たな地域概念・共生関係の模索(15:00-15:50)
発表者:酒井啓子(東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授)
フロア討論進行役:荒木光彌(株式会社国際開発ジャーナル社代表取締役・主幹)
清水 学(帝京大学経済学部教授)

休憩(15:50-16:00)

◆被災社会との共生を実現する復興・開発をめざして(16:00-16:50)
発表者:中村安秀(大阪大学人間科学研究科教授)
フロア討論進行役:末廣 昭(東京大学社会科学研究所長)
田中耕司(京都大学次世代研究者育成センター特任教授)

◆企業進出と東南アジア農村 (16:50-17:40)
発表者:内藤 耕(東海大学文学部教授)
フロア討論進行役:古田元夫(東京大学大学院総合文化研究科教授)
大河原昭夫(株式会社住友商事総合研究所取締役所長)

休憩(17:40-17:50)

◆オープンディスカッション【ニーズ対応型の地域研究とは】(17:50-18:10)
司会:荒木光彌(株式会社国際開発ジャーナル社代表取締役・主幹)

◆参加登録◆
 参加には事前登録が必要です。参加希望の方は、参加登録票をFAX(03-3237-8015)又はメール(h-s@jsps.go.jp)により送付してください。 ※ http://www.jsps.go.jp/j-needs/にて参加登録票のダウンロードができます。
 後日、入場整理番号をFAX又はメールでお送りします。(先着順とし、定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
◆お問い合わせ◆
文部科学省研究振興局振興企画課学術企画室 TEL:03-5253-4111(内4070)
(独)日本学術振興会研究事業部研究事業課 TEL:03-3263-1106