第3回SROI(Social Return on Investment)評価研修のご案内

 この度、国際開発センター(IDCJ)評価部は、SROIネットワークジャパン(SROI NJ)
と共催で7月14日~15日の2日間、
第3回SROI(Social Return on Investment)評価研修を実施する運びとなりましたの
で、ご案内申し上げます。

 詳細は下記URL及び、本メールに記載の通りです。
皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。

 以下、研修の詳細URLです。
http://idcj.co.jp/seminar_detail.php?eid=00017

◇◆第3回SROI評価研修:2016年7月14日(木)、15日(金)◆◇
~国際開発センター(IDCJ)評価部、SROIネットワークジャパン(SROI NJ)共催~

【開催趣旨】
社会課題の解決にかかわる、教育、環境、福祉等の社会的な活動については、その定
量的な評価は難しいとされてきました。それがどれだけ社会に対して効用があり、社
会課題の解決に貢献したかについては、社会の質的な変革に資するものであり、量的
な評価にはそぐわないという見方も根強く存在します。
しかしながら、社会課題が複雑化し、公的なリソースがますます逼迫する現代社会に
おいては、限られたリソースを有効活用し、効果的・効率的に社会課題の解決に取り
組むことが喫緊の課題となっています。このような状況下、さまざまな利害関係者
(ステークホルダー)を巻き込みつつ、社会課題解決に取り組む諸活動の価値を定量
的に明らかにする手法としてSROI(Social Return on Investment)評価が注目を浴
びています。

本研修では、SROI評価の理論を詳細に学ぶとともに演習を実施することを通じて、
SROI評価を自ら実施できる能力を身につけることを目指します。日本語での2日間の
トレーニングは、本研修が日本初です。なお、修了者には修了証が発行されます。

(注)本研修はSocial Value International(SVI)の基準に基づいたものですが、
国際開発センター(IDCJ)が独自に企画する研修であり、SVIのAccredit
Practitionerとしての認定要件とはなりません。

【開催要項】
日時:2016年7月14日(木)9:30~17:30(その後個別相談1時間)、15日(金)9:30
~17:30
※終了時間は進み具合により1時間ほど前後する見込みです。
会場:(株)国際開発ソリューションズ会議室
102-0083 東京都千代田区麹町3-2-4 麹町HFビル9階(Tel:03-5216-4560)
主催:(株)国際開発センター(IDCJ)評価部、(特活)SROIネットワークジャパン(SROI
NJ)共催
参加費:75,000円(消費税込)
定員:15名 (定員に達し次第締め切らせていただきます:最少開催人数10名)
参加条件:エクセルを日常的に使用していること。
申込要綱:●セミナー申込ボタンより必要事項を明記の上、お申込み下さい。(定員
に達し次第締め切らせていただきます)
●キャンセル料:開催10営業日以前:全額返金、開催10営業日前~前々日:受講料の
50%返金、開催前日および当日:返金なし
申込締切:2016年7月1日(金)
問い合せ先:国際開発センター(IDCJ) 研究助手 劉 文(リュウ ブン)
(Tel:03-6718-5932、呼び出し)

【お申込み】
以下のリンクから必要事項を記入の上、お申込み下さい。
http://idcj.co.jp/seminar_detail.php?eid=00017 

【講師紹介】
●伊藤 健
(特活)SROIネットワークジャパン代表理事/
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教
(SROIネットワークジャパン http://www.sroi-japan.org/)
~ 講師略歴 ~
米国Thunderbird Global School of Management にて経営学修士課程を修了後、GE
Internationalに入社。シックス・シグマ手法を使った業務改善や、コーポレート・
ファイナンス部門で企業買収後の事業統合等を行う。2008年にはGE社を退職、NPO法
人ISL 社会イノベーションセンターを経て、2010年より慶應義塾大学政策・メディア
研究科 特任助教。主に社会的インパクト評価を中心に研究。Asian Venture
Philanthropy Network地域統括(東アジア)、特定非営利活動法人SROIネットワーク
ジャパン 代表理事。

●佐々木 亮
(株)国際開発センター(IDCJ) 評価部 主任研究員
~ 講師略歴 ~
ニューヨーク大学ワグナー行政大学院で公共行政学修士を取得。ウェスタンミシカ?
ン大学評価研究所で評価学博士号を取得。JICA 技術協力プロシ?ェクトの専門家とし
てネパールにおけるモニタリング・評価システム作りを支援した(2011-2015年)。
また、立教大学21世紀社会テサ?イン研究科兼任講師(評価の理論と実践)、大阪大
学ク?ローハ?ルコラホ?レーションセンター非常勤講師(開発援助の理論と実践)も
務めた経験を有する。日本評価学会主催『評価士養成講座』講師も長年にわたり担
当。
主な著書:『評価論理:評価学の基礎』、『政策評価の理論と技法』、『政策評価ト
レーニングブック:7つの論争と7つの提言』、『エクセルで政策評価:すごくよくわ
かる実践的統計マニュアル』、『大学の戦略的マネジメント』(いずれも多賀出版)
など。
主な翻訳書:「入門評価学:政策・プログラム研究の方法』(原著:Carol Weiss)
の翻訳監修(日本評論社)。

みなさまからのお申込み、お待ちしております。