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九州大学大学院 生物資源環境科学府

【学生の声】

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環境農学専攻 生産環境科学教育コース 松田 彩花さん

実績豊富な留学制度を活用 水分野の専門性を極めたい

 小学生の頃から海外で仕事をしたいという漠然とした思いを持っていましたが、それがより鮮明になったきっかけが、高校生の時に国連人間居住計画(ハビタット)福岡本部で開かれた「水」フォーラムに参加したことでした。開発途上国が抱える問題を知る中で、水資源や環境について関心が芽生え、九州大学農学部に入学することを決意しました。
 学部時代にベトナムの農場現場を視察する体験プログラムに参加し、かんがい施設が十分に整備されていないといった問題を目の当たりにしました。こうした体験によって、水分野に仕事として携わりたいという気持ちが強くなり、大学院に進学してより専門的な知識を身に付けることを決めました。
 
 九州大学の大学院に進学したもうひとつの理由が、在籍しながらでも留学しやすい体制が整っていることです。本学府は留学を推奨しており、また、学部時代に大学院の授業を前倒しして受講できる制度も設けられています。本学府からの留学実績が豊富な点は非常に心強く、私が近く留学するドイツのミュンヘン工科大学に関しても、留学経験者である同じコースの先輩からアドバイスをいただきました。
 ミュンヘン工科大学では、現在研究している水質測定で衛星画像を活用するための知識や技術を学びたいと考えています。将来的には、開発コンサルタントなど、途上国の水環境の整備に貢献できるような道に進めればと思います。

【教授の声】

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大学院農学研究院 中村 真子 准教授

 本学府は農業、畜産、水産、森林、生物など幅広い研究分野をカバーしていますが、今やどの分野においても国際的視野は不可欠であり、開発途上国に対する技術支援としても重要なテーマです。そこで本学府では、“キャンパス内の国際化”を推進しています。学府生全体の約3割が外国人留学生であり、日本人学生も英語でコミュニケーションをとったり、研究室によっては英語で論文の発表を行ったりしています。また、留学生を対象にした完全英語の授業を日本人の学生も受講し、単位を取得することができます。
 一方、課題を設定して解決していく力を養うため、実際に途上国を訪れ、現地の農場や研究所を視察する現場実践型プログラムも用意しています。本学の学生の留学促進にも力を入れていて、大学間や部局間の交流協定により、農学分野において権威のあるさまざまな国の大学と結び付きが強い点は、本学府の大きな強みと言えます。

【Point】 充実したプログラムで国際的視野を育む

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 生物環境資源科学府と農学部では、地球規模の課題を解決する「アグリバイオリーダー」の育成を目指したグローバル人材支援事業を展開している。そのひとつがTOEFL-iBTのスコアアップを基本として、ネイティブの講師から実践的な英語を学ぶプログラムである。さらに、米国やオーストラリアなど英語を母国語とする国の大学に短期留学するプログラムも用意されている。参加した学生は、授業や企業訪問、ホームステイなどを通じて、語学力の向上はもちろん、異文化に触れながら多様な価値観を身に付けることができる。

 もうひとつが、海外の大学で農学の現状や課題を学ぶ体験プログラムだ。たとえば、タイのプログラムでは、熱帯作物に関する講義やマングローブ植林地のフィールドトリップなどを開催。フィリピンのプログラムでは、世界のコメ生産に関する問題を解決するための研究を行う「国際稲研究所」を視察するなど、途上国の農場現場や研究現場の実態を、実際に肌で感じることができる内容となっている。 プログラムを通じて得た英語力と専門知識を武器に、メーカー企業や開発コンサルティング企業などに就職し、世界を舞台に活躍する修了生も多い。

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㊤夏休みや春休みの期間中には英語の集中講義も開講される
㊦生物多様性やサステナビリティについて学ぶコスタリカのプログラム

【School Data】
取得可能な学位 修士(農学)、博士(農学)
定員 修士244人、博士77人
学費 入学料28万2,000円、授業料53万5,800円/年
奨学金 あり

【Access】
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1
TEL 092-642-2802
E-mail nossyomu@jimu.kyushu-u.ac.jp
URL http://www.agr.kyushu-u.ac.jp

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