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恵泉女学園大学大学院 人文学研究科 文化共生専攻/平和学研究科 平和学専攻

数少ない「平和学」修士号を取得できる大学院

【学生の声】

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平和学研究科 平和学専攻 清野 香奈絵さん

学びを生かし、 国際協力に関わっていきたい

 東京大学大学院で他分野の研究をしていましたが、国際協力について基礎から学びたいと思い、理論と実践を兼ね備えた教員が多いこと、また少人数制で教員との距離が近いことから、この研究科への進学を決めました。現在は、イタリアにおけるバングラデシュ移民について研究を進めています。
 この研究科の魅力の一つは実践的な学びが用意されていること。研究テーマに応じたフィールド・スタディはもちろん、アジアの研究者や活動家との交流も盛んです。この8月には本学と韓国や台湾などの大学院から成る「アジア市民社会教育ネットワーク」のサマースクールに参加し、多くの刺激を受けることができました。将来は学びを生かし、専門的に国際協力分野に関わっていきたいです。

【教授の声】

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平和学研究科 研究科長 上村 英明教授

市民的価値の向上を目指して

 平和を創造する女性の育成を目的としているのが恵泉女学園大学大学院だ。研究科は、日本語教育と文化交流を通して国際交流に貢献できる人材の育成を目指す「人文学研究科」と、平和構築について実践的な理論と多角的な知見を学ぶ「平和学研究科」から成る。後者は日本では数少ない「平和学」修士号を取得できる研究科だ。
 「国際協力活動は多様化し、多くの学生の関心の対象になっているが、その主体として個人が立つ基盤は一人の“国民”なのか“市民”なのか。平和学研究科では、グローバルな社会で活躍する人材に求められる“市民的価値”を平和学として学ぶことを大きな目標にしています」。こう語るのは平和学研究科長の上村英明教授だ。同教授が言う市民的価値とは、開発、環境、人権、民主化、軍縮、脱植民地化などの総合的理解である。
 その考えに基づき、同研究科が力を入れているのは、①総合的なカリキュラム、②実践的な講師陣の配置、③アジアにおけるネットワークの拡充、の各ポイントだ。
 基礎となる「平和学研究Ⅰ・Ⅱ」を中心に政府開発援助(ODA)など公的援助、国際人権、環境倫理、平和構築、ジェンダーなどの総合的な授業カリキュラムが組まれており、その多くをNGO/NPOなどで国境を越えて活躍する専門家らが直接指導に当たる。ちなみに上村教授はバングラデシュにおける先住民族の紛争解決のための国際委員会メンバーである。また、韓国、タイ、台湾、中国、フィリピンなどの平和や民主化に強い関心をもつ大学院と「アジア市民社会教育ネットワーク(CENA)」を形成し、共催によるサマースクールの開講や単位互換化を図っている点も注目したい。

実践的な手法による修士教育

 学生のフィールド・スタディについても、引き続き積極的に奨励していく方向で、広い知識と多様な視点、実践的な手法による修士教育は大きな魅力だ。上村教授は「グローバルな社会を舞台に、長期にわたって役立つ活動を志している学生の進学に期待したい」と話している。

【Point in Check!】

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1 多様なテーマでのディスカッション
必修の「平和学研究Ⅰ・Ⅱ」「平和学特殊研究」では、根源的な哲学、公共空間の問題から、現実に起きている問題まで幅広くディスカッションし、自分の考えを練り直し、まとめていく。
2 実践英語の訓練・習得
必修の「実践英語研究」では、心理学者のダ・シルバ教授が学生のモチベーション研究を踏まえた英語の指導を徹底的に行う。

【School Data】
取得可能な学位:修士(人文学/平和学)
定員:12人(各研究科5人/7人)
学費:102万5,000円(※恵泉女学園の学校を卒業したものには軽減制度あり)
奨学金:あり
主な進路先:オルター・トレード・ジャパン(ATJ)、公立小学校教員、タイ・パヤップ大学教員、財団法人中東調査会職員、NGO/NPOスタッフ、私立大学協会職員、博士課程進学など

Access】
住所 〒206-8586 東京都多摩市南野2-10-1
URL http://www.keisen.ac.jp
交通 京王線・京王多摩センター、小田急線・小田急多摩センター、多摩モノレール・多摩センター駅からスクールバス8分

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