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龍谷大学大学院 アジア・アフリカ総合研究プログラム

【学生の声】

kosugi 
法学研究科修士課程 2年 小杉 健太さん

世界で活躍する日本人に憧れ アフリカ地域研究に取り組む

 国際協力の仕事に興味を持ったのは、高校生の時に『風に舞いあがるビニールシート』というドラマを見たのがきっかけです。国連機関で働く日本人を主人公にした小説が原作で、世界の貧困や紛争と闘う人たちの存在を知りました。父親がよく世界の歴史や政治の話をしてくれたこと、本学の学部時代に国連本部を訪れたことも関心を広げてくれました。  
 大学院への進学を決めたのは、学部生の時に主催した政治討論会を通じて知り合った教授に「人生で勉強に費やせる時間は少ない。学べるときにしっかり学べ」と勧められ、社会で働く前により専門的な知識や論理的な思考を身に付けたいと考えたからです。  現在は歴史研究を通じた国際政治史を専門とする橋口豊教授の指導で、アフリカと平和構築をテーマに研究しています。修士論文では、アフリカ連合などの地域機関と国連機関の支援手法の違いを考察する予定で、タンザニアの現地調査にも行きました。現地の人々と接する中、インフラ整備の遅れや貧困など日本とは異なる深刻な問題を抱える一方、助け合いながら暮らす人々の姿に感銘を受け、こうした地域にもっとかかわりたいという思いを新たにしました。
 修了後はグローバル展開する企業への就職を目指しています。国連などにも関心はありますが、日本企業が世界に与えるインパクトは大きく、会社に所属して開発途上国で働く道を探っています。

【教授の声】

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経済学研究科 大原 盛樹 准教授  

 「アジア・アフリカ総合研究プログラム」は、日本の私立大学で唯一のアジア・アフリカ地域を研究対象とする研究科として2006年に誕生しました。法学、経済学、国際文化学の3つの研究科が共同で運営し、それぞれの専門性を土台に、各地域の 研究を学際的に進めています。  
 本学にはアジア・アフリカ研究の分野で豊富な実績を持つ多数の教員がそろっています。各国・地域それぞれの現実に即した視点を重視して、学生にはフィールド調査の計画から実施方法、修士論文の作成まで丁寧に指導しています。  
 私はアジア経済研究所で研究の基礎を積み、本学に移ってからも中国の産業社会の変化をテーマにしています。そうしたネットワークと知見を生かして、学生には海外研修など積極的に外国に出て行く機会を提供するよう心がけています。留学生と日本の学生が一緒に議論する場を増やすなど、充実した学びの場を実現すべく、スタッフ全体で知恵をしぼっています。

【Point】 より現実に根差した地域研究のために

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 龍谷大学は日本の高等教育において、最も長い歴史と伝統を持つ仏教系の研究機関だ。1639年にその前身である西本願寺の「学寮」が創設されて以来、地域に根ざした人間重視の教育を目指し、世界の人々との「共生」(ともいき)を教育の理念としてきた。  
 「アジア・アフリカ総合研究プログラム」では、本格的な地域研究に不可欠なフィールド調査を重視しており、その費用として上限20万円の補助金制度を設けている。地域研究のカギであるフィールドワークの手法や統計分析、調査方法について、経験豊富な教員から直接指導を受けられるのも大きな魅力だ。  
 修士論文をまとめる前の現地調査の計画や調査後の成果を報告するなど、数回の学内発表と公開討論の場が用意されている。そして、修了後には各所属研究科の修士号に加えて、アジア・アフリカ地域の研究を修めた証となる「プログラム修了証」が授与される。  
 また、国際協力機構(JICA)の研修生を継続的に受け入れており、その多くはアジアやアフリカ各国の行政官やビジネスマンである。彼らは日本で学んだことを母国の発展に生かすと同時に、ネットワークを広げ、各国と日本との架け橋となるキーパーソンとして活躍している。

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㊤国際学部の移転とともに深草キャンパスに新設された「和顔館(わげんかん)」
㊦れんが色で統一された深草学舎

【School Data】
取得可能な学位 修士(法学、経済学、国際文化学)
定員 70人
学費 51万3,000円~
奨学金 あり

【Access】
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
TEL 075-642-1111
FAX 075-642-8867
URL http://www.ryukoku.ac.jp/

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