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立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科

【学生の声】

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修士課程1年(大手情報インフラ企業勤務)  橋田 亮平さん

協力隊の経験を引き継ぎ 農村開発の現状などを学ぶ

 私は大学で法律学を学び、卒業後は国内情報インフラ企業に入社しました。国際協力にはほとんど縁がなかったのですが、アジアや中東諸国に何度か旅行するうち、開発途上国の厳しい現実を目の当たりにするとともに、それでも活気に満ちた現地の住民と触れ合って「現地で生活しながら、この人たちと一緒に何かに取り組みたい」と思うようになりました。  
 当時の会社には国際協力機構(JICA)が給与の一部を補てんすることで、社員を在籍のまま青年海外協力隊員として派遣する制度がありました。私はこの制度に応募し、アフリカのセネガルで2年間、農村開発に携わりました。帰国後しばらくは元の会社に勤め、同じグループ会社の国際情報インフラ企業に転籍しましたが、何らかの形で国際協力にかかわる道はないかと調べていたところ、『国際協力ガイド』で紹介されていた立教大学大学院が目に留まり、働きながら学べると考えて、入学を決意したのです。  
 現在は会社の仕事が終わった後、週3日ほど大学院に通っています。21 世紀社会デザイン学科の大きな魅力は、途上国の現状から開発協力の実務面まで、さまざまな知識を学べることです。私はアフリカの農村開発に問題意識を持っていますが、講師の中には日本で農村の研究をしている方もいて、足元から現状や問題点を探る視点を教わりました。静かで勉強しやすい図書館など設備も充実しており、意欲ある学生たちと互いに切磋琢磨し合える環境に満足しています。

【教授の声】 大学院 21世紀社会 デザイン研究科 村尾 るみこ 助教

 国際協力には、大きく世界を俯瞰するマクロの視点と、対象地域の人や社会の動きを理解しようとするミクロの視点が両方必要です。本大学院では、この2つの視点を両立し、問題解決のために求められているものをより正確につかむことのできる人材の育成を目指しています。  
 力を入れている分野は、インタビューやフィールドワークです。方法論は、1日強化ゼミやフィールドワークの映像視聴によって習得できますが、やはり最終的には、現地に自ら飛び込まなければなりません。例えば紛争の原因や、その地域における住民の暮らしぶりは、マクロの視点だけではわからないからです。実際にフィールドワークを行いたい人がいれば相談に乗りますので、社会人など実務に重点を置きたい人にもおすすめです。  
 興味のある人は、まず本学の講師から話を聞けるオープンゼミに参加してはいかがでしょうか。広い視野で社会のイノベーションを目指す人を待っています。

Point】 実務家の育成を目指し徹底指導を実施

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 21世紀社会デザイン研究科は、学部を持たない「独立研究科」という新しいタイプの学科で、刻々と変化する社会状況に的確に対応できる総合的な判断力を備えた専門家の育成を目指す。社会デザインとは、「異なる価値観を持つ人が共生していくための知恵や仕組み」としての社会と、そこでの人々の参加のしかたを、常識にとらわれず変革(イノベーション)していく思考と実践のありようを示している。  
 入学後は2名の指導教員がつき、ゼミや個別面談を含めた徹底的な指導を行う。「コミュニティデザイン学」「グローバル・リスクガバナンス」「社会組織理論」という3つの研究領域を軸として、その中で必須科目に加えて、興味のある科目を自由に選べる。
 実務的・実証的な面での指導に重点を置いていることもあり、社会人が受講者全体の6割と多いのも特徴。うち半数は女性で、年齢も20~60代と幅広い。収支の学位取得にあたっては、修士論文のほか、職業上の関心に基づくケーススタディやボランティア活動に関わる調査報告書を厳正に審査するなど、国際社会に貢献する実務家を目指す人向けに、広く門戸が開かれている。

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㊤キャンパスは池袋駅から徒歩圏内にある
㊦研究科の講師が交代で行う講義の様子

【School Data】
取得可能な学位 修士/博士
定員 修士50人/博士5人
学費 127万1,500円(初年度)
奨学金 あり

Access】
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1 立教大学池袋キャンパス
TEL 03-3985-3321(独立研究科事務室)
E-mail sindaigakuin@grp.rikkyo.ne.jp
URL http://www.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/sd/

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