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山口大学大学院 経済学研究科 経済学専攻 公共管理コース

【学生の声】

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(写真:公共管理コースで学ぶアジア、アフリカなどの留学生たち)

開発途上国の行政官とともに 地方行財政や地域活性化を学ぶ

 山口大学大学院・公共管理コースは、2002年に外国人留学生を対象として開設され、すでに13年の実績がある。これまでに東アジア、東南アジア、南アジアおよびアフリカ地域から合計58名の留学生を受け入れてきた。本国では行政官あるいは大学教員の職にある留学生が多く、帰国後はそれぞれの組織に復職して、母国の社会経済発展に貢献している。  
 公共行政管理は、開発途上国の発展にとって極めて重要なテーマである。本コースでは、途上国の公務員や国際協力に携わる人材に必須の科目が充実しており、経済学、財政学、経済統計学、経済数学、行政法、公共行政学、国際協力、プログラム評価、日本語など多岐にわたる科目を、それぞれ理論と実務に精通した教員が担当している。  
 途上国からの留学生にとって最も魅力的なのは、大学の講義に加えて、中央官庁・政府機関(外務省、財務省、総務省、厚生労働省、国際協力機構=JICA、ジェトロ・アジア経済研究所など)で研修を行い、さらに山口県内の地方自治体(県庁、市役所)や企業を訪問して、実務担当者から話を聞く事ができる点である。  
 2011 年からは、本コースの開設 10周年記念事業の一環として、日本人学生の受け入れも開始した。もともとは途上国の学生のためのコースだったが、将来的に途上国で活躍したいという意志を持つ日本人の学生、公務員、民間企業、NGOの関係者にとっても、最適かつユニークなカリキュラムとなっている。

【教授の声】

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経済学研究科 公共管理コース委員長 馬田 哲次 教授

 山口大学は1815年(文化12年)、長州藩士・上田鳳陽によって創設された私塾「山口講堂」を源流とし、東京大学、東北大学に次ぐ3番目に古い国立大学です。2015年はちょうど「創基200周年」を迎え、現在では9学部9研究科から成る基幹総合大学になりました。  
 山口は明治維新の原動となった地です。その新たな世界へのチャレンジ精神は、大学の理念「発見し・はぐくみ・かたちにする 知の広場」に受け継がれ、今も多くの人材が輩出しています。  
 本研究科の公共管理コースは、公共行政管理に関する講義をすべて英語で受けることができる日本国内では数少ない大学院です。山口県という地域の特性を生かした地方行財政、地域の活性化、観光開発、地域防災や環境保全、国際協力など幅広い分野の知識と経験を学べることが本コースの魅力のひとつです。途上国からの学生が研さんを積む学び舎に、日本人学生の参加を待っています。

【Point】 グローバル人材を育む新学部・新コース

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 山口大学は全学をあげてグローバル人材育成に力を入れており、2015年度は新たに「国際総合科学部」を設置した。同学部は国際社会や地域社会が直面する諸課題を解決し、新しい価値、新しい社会を創造する人材を育てることを目的としている。幅広い学識とその活用能力を習得するとともに、現代社会に欠かせない科学技術の基本的理解を促進。こうした学びを基礎として、具体的な課題について学生自身が解決策を考える科目も用意されている。また、フィールドワークや語学研修、海外留学、企業や自治体と連携した「プロジェクト型学習」などの実践的プログラムを通じて、コミュニケーション能力、課題解決能力、企画力、実践力を鍛えていく。  
 また、経済学部は今年度、経済学科の中にグローバル社会に貢献する実践的な経済人を育てるための「公共管理コース」を設置。新たに国際公共管理論など英語による講義や、留学希望者に対して短期留学のチャンスを増やす仕組みを用意している。さらに既存の大学院(経済学研究科)公共管理コースとのスムーズな接続を考慮して、大学院進学時に履修単位が認められる「大学院講義先取り履修制度」を整えている。

㊤豊かな自然の中に展開する広大な吉田キャンパス

【School Data】
取得可能な学位 修士(経済学)
定員 16人
学費 26万7,900円(半期、入学金28万2,000円除く)
奨学金 あり

【Access】
〒753-8514 山口市吉田1677-1
TEL 083-933-5500
E-mail ec192@yamaguchi-u.ac.jp
URL http://www.yamaguchi-u.ac.jp/

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