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名古屋大学大学院 国際開発研究科(GSID)

【学生の声】

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国際開発研究科 国際開発専攻 博士前期課程2年  小林 千尋さん (写真・右から2人目)

実践的なプログラムで学び 国際教育開発の専門性磨く

 高校生の頃から国際協力に関心を持ち、ジュニア・レッドクロス(青少年赤十字)という部活動に励みました。貧困問題に関する勉強会を開き、「今日一日をどう生きるか」という切実な問題に日々直面するアフリカの子どもたちのために、自分は何ができるのかを考え抜きました。政策的な視点から貧困国の問題を勉強したいと考えて、立命館大学政策科学部に進学、在学中にデュアル・ディグリー・プログラムを活用してアメリカン大学に留学し、国際関係論を集中的に学びました。  
 名大大学院国際開発研究科を選んだのは、より実践的に学べるプログラムが充実しているからです。ほとんどの学生が参加する海外実施研修では、自分たちで研究テーマを決め、現地でインタビューや質問票を用いた調査を行い、その結果を報告書にまとめます。調査手法を実地に体得するとともに、自分の研究分野を一歩深めるという点で効果的だと思います。また、法学や経済、教育、平和構築などを分野横断的に学べる点も大きな魅力で、私の研究テーマである「国際教育開発」をさまざまな視点から考察する知見を得ています。  
 先生方には、本当に研究したいものをじっくり考え、主体的に見極められるように、的確かつ懇切丁寧に指導していただき、自分のテーマを見付けることができました。この先は博士課程後期に進み、修了後は開発現場で実務経験を積んだうえで、専門である国際教育開発にかかわる国際機関を目指したいと考えています。

教授の声】

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国際開発研究科長 伊東 早苗 教授  

 指導にあたっては、学生が学際的・分野横断的な広い視点を身に付けられるよう留意しています。例えば「国際開発入門」のクラスでは、政治学、社会学、法学、経済学、農学、教育学などを幅広く学び、各自の専門分野を多角的な視点からとらえられるように指導します。「実践性の重視」も本研究科の特長であり、海外実地研修コースのフィールドワークをはじめ、国際協力機構(JICA)や国連などと提携したインターンシップ・プログラムで多くの学生を現場に送り出し、併せて単位認定しています。授業の多くは英語で行われており、約6割を占める留学生との交流を通じて、日本人学生は鍛えられていきます。留学生は、政府や NGO で実務経験を積んだ人が多く、授業での議論によって、現場を知らない日本人学生の知見を広げる効果もあります。  
 国際開発をめぐる世界の潮流が変化する中、GSID は機能強化に努め、専門家育成に尽力していきます。

【Point】 「実地研修」通じて開発専門人材を育成

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 名古屋大学大学院国際開発研究科(GSID)は2016年、創立25周年を迎える。創立以来、一貫して「実践教育」を重視し、海外実地研修(OFW)と国内実地研修(DFW)を展開してきたことは、他大学に類を見ない大きな特長である。OFWは、約2週間にわたり開発途上国で生活し、調査の仕方や開発問題を捉える多角的な視点、報告書作成など、さまざまなことを実地に学んでいくもので、毎年20人を超える博士前期課程の学生が参加している。  
 また、英語による講義が多数用意されていることから、学生の約6割を留学生が占め、海外でGSIDが高く評価される要因になっている。2000年以後はアジア開発銀行日本奨学生プログラム(ADB-JSP)の指定校に認定されるとともに、JICAの「人材育成支援無償(JDS)事業」や「アフガニスタン未来への架橋・中核人材育成(PEACE)事業」などを受託、ODAとの連携実績も多い。近年は文部科学省「ウェルビーイングinアジア実現のための女性リーダー育成プログラム」や「ASEAN地域発展のための次世代国際協力リーダー養成プログラム」の展開を通じ、アセアン諸国の大学や国際機関と連携し海外での学生交流やインターンシップを推進している。

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㊤海外実施研修では調査手法などを実地に学んでいく
㊦「女性リーダー育成プログラム」の一コマ

【School Data】
取得可能な学位 修士号/博士号(学術、国際開発学)
定員 64人(修士)/32人(博士)
奨学金 あり

【Access】
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
TEL 052-789-4952  
FAX 052-789-2666
E-mail jimu-q@gsid.nagoya-u.ac.jp     
iss@gsid.nagoya-u.ac.jp
URL http://www.gsid.nagoya-u.ac.jp

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