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神戸情報大学院大学 情報技術研究科情報システム専攻 ICTイノベータコース

【学生の声】

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情報システム専攻ICTイノベータコース 井上 彩加さん

情報通信技術を活用した 国際協力の取り組み学ぶ

 このコースは日本人が少数派で、アフガニスタンやタンザニアなどの外国人留学生に囲まれて、情報通信技術(ICT)や開発途上国の課題を学んでいます。  
 大学の外国語学部を卒業後、京都のレストランで働きました。外国人観光客と英語でミュニケーションする仕事は楽しく、やりがいもありましたが、以前から関心があった国際協力の世界で活躍する道をもう一度探ってみようと思い、大学院への進学を決めました。  
 専攻を選ぶ際に開発学なども念頭にありましたが、より専門性を身に付けたいと考えて専門職大学院を探したところ、情報通信を軸にした国際協力を領域とするこの大学院を知りました。進学の決め手は、国際協力の現場で実際に活躍している先生が多く、留学生と一緒に英語で学べる環境です。事務局の皆さんも何かとサポートしてくれます。  
 パキスタン出身の先生の指導を受けて、発達障害のある人に向けてアイトラッキング技術を活用した教育システムを研究しています。一緒に学んでいるのは、技術者を目指す人、技術を習得してプロジェクトマネジメントの仕事に生かそうとする人など、文系・理系さまざまです。途上国で活躍する現役行政官など、明確な目的を持って来日している留学生も多いので、日本人学生にも刺激になります。
 修了後は海外にある国際協力関連機関でインターンを経験したいと考えており、通信技術のノウハウを生かして人々の役に立つ仕事に携わりたいと思います。

【教授の声】

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情報技術研究科 嶋 久登 教授  

 開発途上国には貧困削減や農業の効率化、教育・医療の普及などさまざまな社会的課題が山積しています。こうした状況に対し、ICT を用いて途上国の社会・経済を発展させる「ICT4D」という考え方が近年注目されています。本コースでは、途上国の開発を手がける援助関係者、ICTの研究・実務の最前線で活躍する専門家らが、その方法論から問題解決手法、具体的な技術を交えた実践まで、幅広く指導します。
 私の研究室では、ネットーワーク技術を生かして、社会やビジネスに役立つ機器やサービスを開発する人材を育成しています。ルワンダやアフガニスタンの留学生たちが、病院のカルテの電子化、選挙の電子投票システムの導入など、帰国後すぐに母国で実現できるようなテーマの研究に励んでいます。技術を習得するだけでなく、実践的に使えるバランスのとれたシステム開発を学生と教員が一緒に取り組んでいるのが特長です。

Point】 ICTを駆使して途上国の諸課題を解決

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 神戸情報大学院大学のICTイノベータコースは、開発途上国の開発協力に貢献する情報通信技術(ICT)人材を育成する日本初のコースとして注目されている。
 国際協力機構(JICA)などを通じて派遣される途上国からの国費留学生とともに、ICTと社会開発関連の講義や演習を受講する。その特長は社会課題を発見し、解決策を立案、仮説検証を繰り返しながら効果的な案に練り上げていくという実践的な課題解決手法である「探究実践」を修得できることにある。この手法を活用して実際の課題に取り組むことにより、日本にいながらICTを活用した国際協力、社会開発、社会イノベーションを学べる。また、講師陣にはJICA、国連機関などで活躍した国際協力の専門家、ICTを用いた社会開発分野の専門家などが揃い、この領域では最高レベルの指導を受けることができる。コースの全課程は英語で単位取得ができ、グローバルなコミュニケーション能力を身に付けることも可能だ。
 ICT系科目には、日本語で単位取得できるものもあり、英語に少し自信のない方にも対応している。またICTや国際協力に関する知識がなくても、基礎から学ぶこともできる。

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㊤アフガニスタン、ルワンダ、ケニア、バングラデシュなど8カ国35人の留学生が在籍(2015年7月現在)
㊦社会開発系の科目とICT系の科目があり、基礎科目を学んだ後、自由に研究室を決めることができる

【School Data】
取得可能な学位 情報システム修士(専門職)
定員 55人
奨学金 あり

【Access】
〒650-0001 神戸市中央区加納町2-2-7
TEL 078-262-7715
E-mail info@kic.ac.jp
URL http://ict4d.kic.ac.jp

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