キャリア情報


2019.10.01

㈱アールディーアイ

モザンビークの農業普及員が農家組織に対して苗代の作り方を指導中

企業情報
 

設立:1998年
資本金:565万円
従業員:18人
本社:東京都新宿区
事業分野:農業・農村開発、貧困削減、環境・気候変動
募集職種:農村開発、社会開発
募集人数:若干名
住所:〒160-0006 東京都新宿区舟町12番地ミルボレー四谷2階
TEL:03-5363-0526
Mail:kaihat@jprdi.com
HP:http://www.jprdi.co.jp/

 
徹底した現場志向で農村開発に貢献

 1998年に設立されたアールディーアイは、開発途上国の農村開発に重点を置いた事業を展開している。現場志
向の技術者として、地域住民の考えを理解・尊重しながら、より効果的で効率性の高い開発協力を目指す、農村開発分野の技術者がそろう。社員には青年海外協力隊の経験者や海外の大学院で修士号・博士号を取得した人が多い。同社は少数精鋭で、各自が目指す開発協力活動の実現を求められる。力量涵養のサポート体制も充実している。希望すれば休職して大学院で研究したり、国際協力機構(JICA)専門家として長期赴任をするチャンスもある。国内では主にJICA筑波センターの研修員受入事業において、農村開発分野の研修コースを実施している。社内研修を通じて技術サービス範囲の拡大にも取り組む。

住民の意向を尊重する技術者として参画

 アールディーアイが求めるのは、途上国の農村地域の住民の生計向上・生活改善についてメンバー間で率直に語り合い、アイデアを示し、実践につなげようとする人材だ。大卒以上で農村開発・社会開発に関する専門分野を持つこと、JICAまたは開発コンサルティング企業で5年以上の業務経験があること、TOEIC750点以上の英語力を持つことが採用条件だ。青年海外協力隊(農村開発及び社会開発分野)の経験のほか、スペイン語やポルトガル語など外国語の能力がある人材を歓迎する。応募は通年受け付けている。「農村住民の意向を尊重する農村開発事業・業務にやりがいを感じる技術者を待っています。開発力と創造性のある技術者の組織を築くことを経営の理念としています」と代表取締役社長・高遠宏さん。

 

●社員の声 主任研究員 宮内 崇博さん

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私のキャリアパス

慶応義塾大学環境情報学部を卒業

英国イーストアングリア大学開発学部に1 年留学

青年海外協力隊でコスタリカへ

JICA にて勤務

農業に従事

アールディーアイに入社

 
農家としての実体験を活かし貢献できる仕事

 大学で地域開発や農村開発について学びました。千葉の農家で1年働いてから、青年海外協力隊でコスタリカに行き、教育支援と村の生活改善に従事しました。帰国後、JICA筑波センターで3年勤務。その後10年ほど有機野菜の生産販売をしていましたが、東日本大震災や気象被害、けがなど紆余曲折がありました。2013年にアールディーアイに入社。個人農家の時を振り返ると、生産のことに精いっぱいで「商い」の部分が疎かだったと反省しています。個人生産者としての経験を、その時できなかったことを普及員や生産者に伝え、生活向上に貢献したいという思いが、私の原動力になっています。

コメの生産性向上と流通改善を図る

 モザンビークのザンべジア州で現地の状況に適した農業技術の普及を通じて、コメの生産性向上を目指すプロジェクトを行っています。同国ではコメ消費量の7割ほどを輸入米が占め、自給率向上は重要な政策課題の一つです。しかし、国産米のバリューチェーンは未発達で、小規模商人が農家から籾もみ米を買い付け、市場や道端で量り売りするのが一般的です。私は、農家組織のマーケティング活動支援を担当。農家からの「定期的に高値で買ってくれるバイヤーを見つけたい」「輸送費を安くしたい」などの要望を吸い上げ、精米所や卸売業者と話し合い、共同出荷する枠組みづくりを進めています。次年度にはマーケティングの研修マニュアルを作成し、今回の取り組みを優良事例として紹介する予定です。臨機応変に現地のニーズに対応して、ゼロからモノをつくり上げていくやりがいのある仕事です。

『国際協力キャリアガイド2019-2020』掲載
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『国際協力キャリアガイド2017―2018』はこちら