キャリア情報


2017.10.01

<片平エンジニアリング・インターナショナル>
インフラ建設の実績踏まえソフトも展開

ギニアの「国道1号橋梁改修計画」で建設された橋梁

  

 POINT 
 ・道路・橋梁のスペシャリスト集団
 ・アジアでの豊富な実績
 ・インフラ整備のソフト部門の強化

 

 片平エンジニアリング・インターナショナル(KEI)は、道路・橋梁部門の海外専業コンサルティング企業として1987年に設立された。多岐にわたる政府開発援助(ODA)プロジェクトに参画し、これまでに60カ国、800件以上に及ぶ実績を残してきた。同社が手掛けたインフラ整備は、国際協力機構(JICA)や経済産業省、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)など、国内外の公的機関から高い評価を得ている。
 KEIは、アジアやアフリカをはじめとする途上国で需要増加が見込まれる分野を想定し、2008年に「環境社会開発室」、2011年に「鉄道事業推進室」をそれぞれ新設した。今後は、鉄道部門の強化も今まで以上に取り組む。時代のニーズを的確につかみ、従来のハード中心のコンサルティングから、インフラ建設に伴う住民移転や環境配慮など、ソフト面も含めたコンサルティングへと業務の領域を広げつつある。さらに、貧困削減や平和構築、地球温暖化対策など、同社にとって新しい分野の課題にも積極的に取り組んでいる。KEIは業務領域の拡大に伴い、各分野で即戦力となる人材を常に求めているが、その一方で、経験は少なくても素質のある優秀な人材を自社で育てていくことにも力を入れている。そのため、新卒者にも門戸を開いており、入社後は研修やOJTを通じて、経験豊富な上司から丁寧な指導を受けることができる。世界各国で新しい分野のプロジェクトに挑戦し続けるKEIは、意欲的な人材の応募に期待している。

 

 企業情報 
設立:1987年
資本金:5,000万円
従業員:120人
本社:東京都中央区
事業分野:海外の土木・建設に関する全般的コンサルタント業務
海外拠点:フィリピン、インドネシア、ベトナム、スリランカ、カンボジア、東ティモール、ケニア

 採用情報 

募集職種:海外開発コンサルタント(交通計画、道路計画・道路設計、橋梁計画・橋梁設計、ICT/ITS、地域開発、環境社会配慮に関する専門家を目指す者)
募集人数:若干名
募集人材:文系、理系、新卒、中途、学士、修士

 

 社員に聞きました! 

 

 
 

宮川 達也(みやがわ たつや)さん
開発業務本部
(岩手県立大学総合政策学部総合政策学科卒業)
 

<これまでの主な担当プロジェクト>

・バングラデシュ・ダッカ市都市交通料金システム統合のためのクリアリングハウス設立プロジェクト
・ベトナム・道路維持管理能力強化プロジェクトフェーズ2

 
 
 
 

22歳

岩手県立大学卒業後、通信建設会社に入社

 

  大学卒業後 

大学は文系学部の出身ですが、通信建設会社に入社後、1年間デジタル通信のエンジニアとして技術を磨きました。当時は、インターネット加入率の増加と映像配信サービス開始の過渡期で、学んだ技術を生かす良いタイミングでもありました。そこからネットワーク系技術、サーバ構築技術のエンジニアとしてのキャリアが始まりました。

29歳

青年海外協力隊に参加し、29歳 ラオスに赴任

 

  青年海外協力隊(JOCV) 

高校生の頃から海外で仕事をしたいという思いがあり、就職後も英語の勉強を続けていました。2015年に青年海外協力隊でラオスの首都ビエンチャンに赴任し、IT技術講師として、政府直轄の組織でパソコンの設定や保守の技術を指導しました。当初はうまくコミュニケーションが取れませんでしたが、しばらくすると英語はもとより、日常生活もパソコンの指導もすべてラオ語でこなせるようになりました。

31歳

片平エンジニアリング・インターナショナルに入社。バングラデシュのプロジェクトに参加

 

  入社後 

協力隊時代の縁がきっかけで当社に入社し、すぐにバングラデシュのプロジェクトに参画しました。首都ダッカのバス会社にSuicaやPASMOのようなICカードを導入する試みです。私はICカードの読み取りや広域化、情報管理のサーバの構築などの業務を担当しています。現在はパイロットプロジェクトの段階で、今後の本格的な導入の基礎を構築しているところです。

 

印象深いプロジェクトや業務は?

  バングラデシュでICカードの導入を目指すプロジェクトでは、安全に配慮して現地で業務を行っているため、同国に滞在できる期間が1回の出張につき2週間に限られています。そのため、出張前は綿密な準備をします。しかし、現地では移動の制限があることや、同国においてのICカード利用が一般的ではなく、関連技術に関する相互理解を得難い事情もあり、作業が思うように進まないこともあります。まだ、入社後半年で慣れない手続きも多く、自分の担当分野の勉強も同時並行で進めており、日々夢中で業務をこなしている状況です。最近はベトナムのプロジェクトにも参画し、新しい分野にもチャレンジしています。

この仕事を目指す読者へ一言

 絶えず新しい技術が生まれているので、常に感受性を磨いておく必要があります。自分で勉強するだけでなく、周囲の専門家に教えてもらうことも大切です。教えてくれた方への感謝の念を持ち続けていると、次のステップにつながるような気がします。また、与えられた機会を最大限生かすことも重要だと感じています。

 

<Company Data>

(株) 片平エンジニアリング・インターナショナル
代表者 代表取締役 三石隆雄
〒104-0041 東京都中央区新富1-14-1 いちご八丁堀ビル3階
TEL 03-6280-3500 Email kei-tokyo@katahira.com

 

『国際協力キャリアガイド2017-18』掲載
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