キャリア情報


2019.10.01

㈱地球システム科学

ペルーで給水施設の整備によって安全な水で顔や手を洗う子どもたち

企業情報
 

設立:1991年
資本金:4,000万円
従業員:48人
本社:東京都新宿区
海外拠点:ボリビア事務所、スーダン事務所
事業分野:水資源・環境、防災マネジメント、気候変動対策
募集職種:河川、上水道、水資源管理、防災他
募集人数:若干名
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-1新宿マルネビル7階
TEL:03-3357-1761
Mail:info@ess-jpn.co.jp
HP:http://www.ess-jpn.co.jp

 
持続可能な水資源利用達成に向けた取り組み

 地球規模課題である持続可能な水資源利用。地球システム科学(ESS)は、水資源開発、地域水道整備、流域環
境管理の3つのコア事業の展開により、持続可能な水資源利用を基本としたコンサルティング・サービスを提供して
いる。多様な自然条件下での水資源調査・開発のノウハウを有し、通常では対応が難しい乾燥地帯や基盤岩分布地域
での持続可能な水資源開発に貢献してきた。地域水道整備事業では、水道施設整備と同時に、中央・地方政府の水道
事業運営管理能力を強化し、持続的な給水事業実施体制の構築を図った。また、流域環境管理事業では、水資源の量
と質、多様な水利用、利害関係者の関与を流域全体で統合的に考える「統合的水資源管理」に取り組み、持続可能な
水資源利用に向けたノウハウを蓄積している。

技術移転をしながら増える自然災害に対処

 以上の水資源・環境事業と並びESSが得意とするのは、防災マネジメント事業である。増加傾向にある自然災害に対処するため、同社は途上国の中央・地方政府の防災行政機関に対し、組織強化や防災計画の策定支援を行うほか、気象・地質、環境管理、地理情報システムなどの技術や知識を活かし、リスク評価や効果的なモニタリング・システムの提案などの技術移転をしている。同社が募集するコンサルタントの業務は「水資源管理・開発に係る調査および技術協力」「水資源・給水事業実施機関および教育機関に対する技術協力」「無償資金協力による給水施設設備事業」「防災、河川管理、河川改修に関する事業および技術協力」など。海外で活躍の場を見つけたい、仕事への誠意と挑戦の心を持った人の応募を待っている。

 

●社員の声 水資源事業部 隅田 竜也さん

写真
私のキャリアパス

信州大学理学部を卒業

信州大学大学院 工学系研究科地球生物圏科学専攻を修了

ボーリング企業に入社

地球システム科学に入社

 
技術者として分野をつなぐ仕事がしたい

 半年前にある大学で仕事の紹介をしたのですが、「そんなに大変なことをして、どれだけ給料もらえるんですか」というのが学生からの最初の質問でした(笑)。自分自身は地質屋として海外の人に喜んでもらえる仕事ってなんだろうと考え、井戸を掘る会社に就職しました。現場で水が出て、おばあちゃんが「ありがとう」と泣きながら、くちゃくちゃの紙幣を渡してくれたときはうれしかったです。そのうちプロジェクトの計画段階にもかかわりたいと思うようになり、今の会社に転職しました。現場を知っていたので、機材調達などの仕事でも経験を活かすことができています。水は主要なインフラの一つであり、農業や保健や教育などすべての分野に関連しています。今の援助は分野縦割りの案件が多いので、それらをつなぐようなことを技術者としてやっていきたいと思います。

一筋縄ではいかない機材リスト作り

 スーダンの地下水開発案件の準備調査を終えたところです。このプロジェクトでは、9つの州にある水公社に機材を調達します。移動範囲がとても広くて、丸一日移動という日もありました。水が存在しないところに人は住めないので、人がいる地域には何らかの施設はあります。ただ、そこにある水をきれいにして常に供給できるかというとそうはなっていません。水質や施設の維持管理などの問題が山積みです。先方政府からは膨大なリクエストが来ましたが、地方と都市部では事情が異なりますから、予算とのバランスを見ながら個別の事情を検討し、最低限かつ優先順位が高いものを選りすぐって機材リストを作成しなければなりませんでした。プロジェクトが実施され、調達された機材で相手国政府の仕事が前に進んでほしいと思っています。

『国際協力キャリアガイド2019-2020』掲載
『国際協力キャリアガイド2018―2019』はこちら
『国際協力キャリアガイド2017―2018』はこちら