キャリア情報


2017.10.01

<パデコ>
「守備範囲」を広げる国際派集団

ルワンダでの学校視察。JICAのプロジェクトを通じて、教員の研修制度化と質の改善を目指す

  

 POINT 
 ・大規模インフラからソフトまで
 ・国際開発金融機関案件の実績多数
 ・多様な背景と経歴を持つスタッフ陣

 

 パデコはアジア開発銀行(ADB)などをはじめとする国際開発系の金融機関からの受注件数では、世界でもトップクラスにランクされる〝日本発の国際コンサルティング企業〞だ。同社は1983年の設立からしばらくは運輸・交通、教育、環境などの分野における計画策定といったソフト部門に特化していたが、10年余り前からインフラ整備などのハード部門にも事業領域を拡大した。国際協力機構(JICA)案件を柱に、現地政府や国際開発金融機関などを主要クライアントに据え、地下鉄や港湾整備などの大規模プロジェクトで特に強みを発揮している。インフラ事業の大きなトピックスとしては、大型円借款事業であるインド最大の商業都市ムンバイの「ムンバイメトロ3号線建設事業」、
AECOMアジア(香港)などと共に国際コンサルティング4社連合を形成して参画していること。これはパデコの実力が世界レベルにあることを裏付けていると言えるだろう。多岐にわたる同社の事業の遂行を可能にしているのは、さまざまなバックグラウンドと専門分野を持つ国際色豊かなスタッフの存在に他ならない。近年は事業領域の拡大に伴い、リクルート活動を強化しており、技術的にも意識的にもプロフェッショナルなレベルに達している人材、特に豊富な海外および開発コンサタントとしての実務経験がある人材を求めている。正規雇用に加え、案件ベースの短期契約を前提とした採用枠も用意しており、多様な人材の参画を望みたい。

 

 企業情報 
設立:1983年
資本金:1億500万円
従業員:159人(2017年7月現在)
本社:東京都港区
事業分野:運輸・交通、鉄道、港湾、教育・人材開発/人材育成、都市・地域開発、観光開発、環境・エネルギーなど
海外拠点:ムンバイ、トビリシ、ハノイ、ブカレスト、ジャカルタ、ダッカ、インド子会社

 採用情報 

募集職種:コンサルタント(教育、道路開発、鉄道、人材育成/社会開発、都市計画など)、海外プロジェクト実務管理(いずれも随時募集)
募集人材:文系、理系、中途、学士、修士

 

 社員に聞きました! 

 

 
 

多田羅 萌(たたら もえ)さん
インフラ開発部 プランニングG
(米イエール大学大学院国際開発経済学専攻修了)
 

<これまでの主な担当プロジェクト>

・ウクライナ南部物流調査
・イランE&M車両パッケージ導入調査
・ベトナム衛星調達支援

 
 

19歳

慶應義塾大学在学時、世界銀行でインターンシップ

 

  学生時代 

3歳の時から大学入学までフィリピンで暮らしていたため、自然と開発途上国の人々の暮らしを豊かにする仕事に就きたいと考えていました。大学では開発経済学のゼミに所属し、アフリカのフィールドワークで収入向上のプロジェクトに携わり、世界銀行でのインターンシップも経験しました。多くの現場に触れたことで、ファイナンス分野で国際社会に貢献するという目標が固まりました。

22歳

米国・イエール大学大学院へ留学

24歳

シティグループ証券に入社

28歳

パデコ入社。主にPPP・ファイナンス業務に従事

 

  入社後 

パデコ入社直後から多岐にわたる業務を経験しました。業務調整や入札準備の仕事を経験したことで、コンサルタントとしてのノウハウが勉強できて、仕事の幅が広がったと感じています。前職の証券会社時代は商品先物取引などの業務を通じて商社や民間事業会社とのやり取りが多かったのですが、日本企業の海外戦略、リスクヘッジについて理解が深まったことが、コンサルタントとなった現在も非常に役立っています。

31歳

シニア・コンサルタントに昇格

 

  現在 

ここ1年はウクライナやイランに出張し、プロジェクトの財務分析や物流調査の業務を担当しています。また、入社5年目となり、後輩社員が増えてきました。先輩からノウハウを教わりながら、目の前の仕事に一生懸命だったこれまでとは、また違う役割が求められています。基本に立ち返って仕事に励もうと、意識を新たにしています。

 

印象深いプロジェクトや業務は?

昨年9月から約半年間携わったイラン・エスファハンメトロのE&M車両パッケージ導入調査事業は印象深い仕事です。中東地域において初めて携わる案件であることに加え、自分の専門である財務分析を担当したことで、特に気合いが入りました。日本の技術は質が高いと評価されている一方で、価格競争力や融資までにかかるタイムラインを踏まえた上でどのような提案を行うかについて何度も協議を重ねました。イラン政府と現地のメトロ公社、メーカー、経済産業省の間に入り、全てがWin-Winの関係になれる数字を示そうと必死になり、双方に納得のいく見積もりを提案できた時の充実感は忘れられません。

この仕事を目指す読者へ一言

私自身、コンサルタント経験がなく入社したため、当初は不安が大きかったです。しかし、社内には本当に多様なバックグラウンドを持つ人が大勢いますし、キャリアを形成していく上で、決して無駄な経験はないと感じています。また、仕事で海外を飛び回り、多様な経験を積むことができるのもこの業界の魅力ですね。

 

<Company Data>

(株)パデコ
代表者 代表取締役社長 本村雄一郎
〒105-0004 東京都港区新橋6-17-19新御成門ビル5階
TEL 03-5733-0855 Email admin@padeco.co.jp

 

『国際協力キャリアガイド2017-18』掲載